2012年08月18日

頭頂連合野【脳の中の痛みH】

E頭頂連合野

頭頂連合野は、体性感覚野から後方、後頭葉から前方の領域です。この領域には、『痛み』に関連する領域である、後頭頂葉も含まれています。


頭頂連合野は、痛み刺激に反応する生理的な『痛み』ではなく、自覚的な『痛み』の認識に関与することが報告されています。


頭頂連合野は、『痛み』の記憶に関わる領域として認識されており、『痛み』の経験が身体図式化される領域として考えられています。


頭頂連合野は、痛み刺激と対応した身体の位置関係の認知や、『痛み』に対する注意に関与することが明らかになっています。


頭頂連合野は、視覚と体性感覚の統合の際に活動する領域として明らかになっていますが、これは『痛み』の感覚統合も頭頂連合野で行われることを意味しています。


頭頂連合野は、急性痛というよりは慢性痛に関与する領域で、慢性痛を有する人は、この領域の活動変化がみられることが明らかにされています。


つづく・・・


〈主な参考文献〉
松原貴子,沖田実,森岡周:ペインリハビリテーション,三輪書店.2011.

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