2014年06月22日

理想的な姿勢【関節にかかる荷重F】

前回まで、筋肉に力が入っている状態、関節を曲げた状態でいると、関節にとても大きな荷重がかかることを説明してきました。


では、私たちが健康な身体であり続けるためには、どうしたら良いのでしょうか??


骨を重ねる.JPG

図1:骨の積み重ね



当然のことながら、筋肉に力を入れないように、関節を曲げないようにすれば良いということになります。


図1-aのように、関節を曲げた状態で立っていると、関節に大きな荷重がかかります。図1-bのように真っ直ぐ立っていると関節にかかる荷重は小さくなります。


さらに、図1-bの状態で、筋肉に力を入れていないと、関節にかかる荷重は最小になります。


つまり、私たちがとるべき理想的な姿勢は、できるだけ骨だけで立つ、ということです。


そして、筋肉には、骨だけで立つために必要な分だけ力を入れる、ということです。


このような姿勢、立ち方が、最も関節に荷重をかけないものなのです。こうすることで、関節の変形、椎間板ヘルニア、圧迫骨折となるリスクを減らすことができるのです。


さらに、姉妹ブログ「腰痛、股関節痛、膝の痛み、、、手術その前に!!」のカテゴリ『筋肉と痛み』での説明のように、長引く痛みは、筋肉に力が入り続けて発生してしまう“筋肉のこわばり”が原因であることが多いのですが、このような姿勢、立ち方は、この“筋肉のこわばり”を防ぐことができるのです。



今回で、【関節にかかる荷重】は終わりとなります。立つときは、筋肉で立つのではなく、できるだけ骨だけで立つようにしましょう!!


おわり(^^)


〈主な参考文献〉
中村隆一,齋藤宏,長崎浩:基礎運動学 第6版,医歯薬出版.2003.

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posted by ふなこしのりひろ at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 荷重のしくみ